今後について、みどり幼児園からのお知らせとお願い

みどり幼児園に関わってくださった皆さまへ。
そして、これからこの文章を読んでくださる皆さまへ。

今日は、大切なお知らせと、お願いがあります。

■ みどり幼児園という場所

みどり幼児園は、いわゆる「一般的な幼稚園」とは少し違う場所です。

先生だけが子どもを見るのではなく、保護者も一緒になって子どもたちを見守っていく。
毎日の送迎の中で、あるいは行事やボランティア活動の中で、自然とほかの子どもとも関わり、「うちの子」だけでなく「みんなの子どもたち」として育っていく。

元気いっぱいの子も、おとなしい子も、集団が苦手な子も、「この子はそれが個性だよね」と受け止めてもらえる空気があります。

大きな園には足を踏み入れることすらできなかった子が、みどり幼児園では、いつも来ている公園のように遊び始める。
自分の気持ちをうまく言えず泣くだけだった子が、お友達を大きな声で遊びに誘う。
少人数だからこそできるそのときの子どもたちの様子に合わせて対応できるカリキュラムと、みんなで作り上げていく幼稚園の毎日。

そんな日々を、私たちは大切にしてきました。

■ 時代の中で、選ばれにくくなってきたこと

一方で、この園のあり方は、今の時代の流れの中では、少しずつ合わなくなってきました。

長い時間預けられること。
仕事をしながら子どもを通わせられること。
送迎のしやすさ。

そういったことが重視される中で、保護者も一緒に関わりながら運営していくこの形は、どうしても選ばれにくくなってきているように感じます。

保育時間を延ばすことや、送迎バスを出すことも、内部でたくさん検討しました。

けれど、それをすると、保護者同士が顔を合わせる機会が減り、子ども同士の関係も見えにくくなってしまう。

みどり幼児園が大切にしてきたものが、失われてしまうのではないかという思いがありました。

■ 閉園という決断について

そうした状況の中で、みどり幼児園自体は、あと2年で閉園する予定です。

本当は、これからも続けていきたい残しておきたい場所です。
けれど、今の社会の流れの中で、この形のまま園を維持していくことは、現実的に難しいという判断に至りました。

とても苦しい決断でした。
長く大切にしてきたものを思えば、簡単に割り切れることではありません。

それでも今は、ただ「終わる」と受け止めるのではなく、
この場所で守ってきたものを、次の形へつないでいけないかを考えています。

■ それでも、ここで終わらせたくないものがあります

みどり幼児園にはこれまで、大きな集団が苦手な子、ほかの園ではなじめなかった子、安心できる居場所を必要としている子どもたちが通ってきました。

そして今、幼児期だけでなく、小学生になってからも居場所を必要としている子どもたちがいることを強く感じています。

そのため、現在はフリースクールを立ち上げ、少しずつ歩みを始めています。

まだ人数も少なく、運営としては簡単ではありません。
正直に言えば、十分に成り立っているとは言えない状況です。

けれど、みどり幼児園で大切にしてきた
「一人ひとりの子どもをよく見ること」
「みんなで関わりながら育ちを支えること」
「大きな集団の中でこぼれてしまいそうな子にも居場所をつくること」
そうした思いは、幼児園が閉園したあとも、できる形でつないでいきたいと思っています。

幼児園としては閉じていくことになっても、
子どもたちの居場所まで、ここで終わらせてしまいたいわけではありません。

■ 今ここにいる子どもたちのために

現在も、みどり幼児園には、この場所の良さを感じて選んで通ってきてくれている子どもたちとご家庭があります。

人数は多くありません。
けれど、その分、一人ひとりにとって、この場所が持つ意味はとても大きいものです。

だからこそ、この残された時間を、不安の中で過ごすのではなく、安心して過ごせる時間にしたいと思っています。

そして同時に、ここで大切にしてきたものを、次につなげていくための歩みも、あきらめたくないと思っています。

■ 皆さまへのお願い

本来であれば、園がずっと続いていくための寄付をお願いしたいところですが、現実的にはそれは難しいと感じています。

その上で、今お願いしたいのは、
残りの2年間を、今通っている子どもたちとご家庭が安心して過ごせるようにするためのご支援です。

そしてもうひとつ、
みどり幼児園で大切にしてきた思いや関わりを、フリースクールという次の形へ少しでもつないでいくために、見守っていただきたいと思っています。

過ごした時期は違っても、みどり幼児園に関わってくださった皆さまは、同じ「みどり幼児園の仲間」です。

もし、「あの時間は大切だった」と感じてくださっている方がいらっしゃいましたら、どうか今の子どもたちのために、そしてこの先の居場所をつないでいくために、お力を貸していただけないでしょうか。

■ ご支援の方法

・ご寄付によるご支援
https://syncable.biz/associate/midoriyoujien/donate

・バザーや園の活動のお手伝い
・この活動を周りの方に伝えていただくこと

ご無理のない範囲で、ご寄付だけでなく、それぞれの関わり方で支えていただけたら、とてもありがたいです。
皆さまお一人おひとりと、思い出話ができたらと願っております。

■ 最後に

みどり幼児園は、特別なことをしてきた場所ではないかもしれません。
けれど、ここでしか生まれなかった時間が、確かにあったと感じています。

その時間を、ここで終わらせるのではなく、今ここにいる子どもたちへ、最後まで手渡していきたい。
そしてできることなら、その先の子どもたちにも、別の形でつないでいきたい。

そんな思いで、今、私たちは立っています。

どうぞよろしくお願いいたします。

※銀行口座によるご寄付をご希望の方は、以下にお願いいたします。

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みずほ銀行 八王子支店

普通 1138118

名義 みどり幼児園

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お礼をお伝えしたいので、大変恐縮ですが、ご寄付の後にご連絡をいただけたら大変嬉しく存じます。